インディーズ時代の楽曲は全て1つのストーリーとして繋がっており、 「少年」を主人公とした様々な心理的・外的世界を音と歌詞によって作り出していた。 全ての楽曲の作詞をヴォーカルの宮脇渉が手がけ、作曲は主にギターの酒井洋明が手がけている。
Vo:宮脇渉
ヴィジュアル系には珍しく豊かな低音を活かした歌声が特徴である。
歌詞に対して非常に強いこだわりがあり、楽曲を通り越した壮大なストーリーを描きあげている。
Gt:酒井洋明 & 須賀勇介
ディストーション系のドンシャリ系を好まず、低音-中音豊かな音色を好む傾向がある。
その音色が当バンド独自の世界観を作り上げている。奏法としてはパワーコードやカッティング奏法を得意としている。
Ba:塩谷 朋之
順次進行や弦飛びを積極的に用いた動くベースラインが特徴。音色は程よく歪ませたトーンを使用している事が多い。
他バンドに比べてベースの音量も大き目に設定している事が多くファンの間ではバンド内の中核を担う実力者として評価されている。
Dr:川内 亨
「乾いた音」と形容されるドラマー。
使用している機材が特徴的で、個性的な音色が出るスネアやクラッシュを使用している。
1.浸食(メロディアス:3、攻撃性:5、V系世界観:5)
ライブの定番曲。ミドルテンポを駆使して独自の不気味さを表現している。スライド奏法を用いたリフや臨場感抜群のベースライン、「乾いた音」と詠われるドラミング等、当バンドの魅力が詰まっている。
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=h_2f1gWLlEk
収録アルバム:「Knight mare」
2.僕ノ殻カラ(メロディアス:2、攻撃性:5、V系世界観:5)
12012を語る上で外す事のできない名曲。スラッシュメタルを思わせる激しいリフが非常にかっこいい。そこに12012らしいダークな世界観が加わりより味わい深いサウンドに仕上がっている。
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=h_2f1gWLlEk
収録アルバム:「depression sign」
3.Vomit(メロディアス:2、攻撃性:5、V系世界観:5)
当曲もライブではほぼ必ず演奏されている代表曲である。テクニカルなドラムや濃厚な弦楽サウンドが聴きどころ。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=IT2YdO2Ahts
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=5Hf9X2fzxCY
収録アルバム:「not obtain+1」
4.orion(メロディアス:5、攻撃性:2、V系世界観:4)
12012流のバラードソング。スローテンポを切り裂く8ビートのバッキングが心地よい。積極的にストリングスを用いて楽曲を盛り上げいている。
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=uDYq8NytsBI
収録アルバム:「orion(シングル)」
5.another scene(メロディアス:5、攻撃性:2、V系世界観:5)
程よい歪みトーンで奏でるアルペジオが印象的な一曲。ディレイたっぷりの存在感のあるギターソロや、クリアなベースラインもおすすメポイント。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=p07ePZiUye8
収録アルバム:「深〜deep〜」