古き良き時代の哀愁歌謡のようなサウンドを最も得意とするバンド。作詞は"循環"を除いてすべてマオが担当[1]しており、 作曲は楽器陣(Shinji、明希、ゆうや)がそれぞれ担当している。作曲者が3人いて、それぞれが全く違うタイプなのが特徴。 マオが「違うタイプの曲を持ってこられて引き出しが増えたりしたこともあるし、 作詞面はある意味、この3人に鍛えられた」と語るほど大きな特徴である。
Vo:マオ
高音且つハスキーな歌声と、ビブラートを利かせた歌い方が特徴的である。
ビブラートに関しては「細かいビブラートは元々使えてたけど緩やかなビブラートがどうしても使いこなせない」状態だったらしいのだが、
「ボイトレを始めてから自然と出るようになってきて、M&Wの辺りでは粗方使いこなせるようになった」と語っている。
Gt:Shinji
ピッキングの操作性を追及した結果、ギターボディの位置を若干高く設定している状態が基本体制。
ライブでの使用ギターが多彩で、「ジャズマスターにシングルコイルPUを3発」の自身のシグネイチャーモデル(3種類)のほか、
ストラト、テレキャス、セミホロウにフライングV、そして7弦(ただしセットリストによっては使用しない)と、
エレキギターだけでも膨大な本数を待機させている。
Ba:明希
幼い頃から高校生までピアノを習っており、ピアニストを夢見るほど熱心だった。
ベーシストとしての音楽観は「音を聴いてくれってよりは音で身体を揺らしてくれ」。
作曲においても演奏においても8ビートの楽曲が比較的得意で、プレイスタイルとしては、
曲によって指弾きとピック弾きを使い分けるが、基本的にはピックでジャカジャカかき鳴らすプレイを好む。
Dr:ゆうや
一ドラマーとして、「ツーバスなどでガーッと行くようなタイプではない(shinji談)」
「(うちのメンバーは全員そうだけど、特にゆうやは)どんな曲調にも合わせられる(マオ談)」という評価を得ている。
ドラムセットはパール社のものを基本形として構築しており、そこにコンガやエレクトリック・ドラムを足している形。
時折バスドラムが2つになるが、基本的にツーバスでは叩かず、生音用と電子音(になるようエフェクターを装備しているもの)用とで区別して用いる。
また、シンバルは全てセイビアン製で統一されている。2012年にドラムセットを一新したが、パールのセットにセイビアンのシンバルという点では一切変更していない。
1.紫陽花(メロディアス:4、攻撃性:3、V系世界観:4)
雨の日に聴きたい、昭和歌謡風スローナンバー。静寂の中でギターのカッティングが微かに聞こえる間奏やアウトロのドラムが素晴らしい。サビメロで裏声に切り替わるところも魅力的。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=0FE9_m4ClPk
収録アルバム:「憐哀‐レンアイ‐」
2.御手紙(メロディアス:4、攻撃性:2、V系世界観:3)
和の哀愁漂うシングル曲。演歌のようなサウンドの印象をもたせつつ、しっかりとバンドアンサンブルの長所を残している。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=ucKuWm3P6Ao
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=g0y-uA-Lifg
収録アルバム:「play」
3.夏恋(メロディアス:5、攻撃性:2、V系世界観:2)
当バンドでのyoutube再生数最多を誇る知名度の高いシングル曲。哀愁に固執せず、新たな境地を目指す姿勢があらわれている楽曲。メロディアスで聴きやすい。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=megi-V_Rvtc
LIVE動画: http://www.pideo.net/video/youku/ec437066c65b9d09/
収録アルバム:「センチメンタルマキアート」
4.私は雨(メロディアス:3、攻撃性:2、V系世界観:3)
昭和歌謡なメロディアスな哀愁バラード。戦後間もない頃の歌謡曲みたいなメロディと空気感、 ヴォーカルのナチュラルな色気が素晴らしい。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=-WvyfN2RGhY
収録アルバム:「憐哀‐レンアイ‐」
5.モノクロのキス(メロディアス:4、攻撃性:3、V系世界観:3)
和の情緒を感じさせるメロディーラインが特徴のメジャーデビュー曲。ギターの使い方が非常に上手い。
PV動画: http://vimeo.com/34389694
収録アルバム:「hikari」