V系の元祖との呼び名も高い国内において伝説的な支持を得るバンドである。
LAメタル(KISS)を愛好するTOSHI(Vo)とYOSHIKI(Dr)によって結成されたためサウンドはヘヴィメタル要素が多分に含まれた攻撃的な楽曲が多い。
後輩バンドに与えた影響も絶大であり、特にLUNA SEA との関わりは深い。
Vo:TOSHI
バンドのメインコンポーザーYOSHIkI(Dr)さんの要求もあり、
非常に澄んだ高音域を出すのが特徴的である。声質は澄んでいる、ハスキー等の意見が多い。
バンド解散後はヒーリング音楽に傾倒していたが、復活後は「ロック音楽も癒しのうち」と語り再びロックボーカリストとしての姿を見せた。
Gt:PATA
前衛的なギターアプローチを好むHIDEに対し、「ギブソン・レスポール」に「マーシャル」等を駆使した保守的かつ堅実なギタリストである。
音色は、分厚く中温豊かな響きで、マーシャルアンプを並列して鳴らす等の工夫をしているので、HIDEさん(Gt)と音がかぶらない。
ギターソロでは手癖やペンタトニックを活かしたフレーズを聴かせてくれる。リフやバッキングのスピードも凄まじい。
Ba:HEATH
1991年のTAIJIさん(Ba)の脱退後にオーディションによって選ばれたベーシスト。
豊かな低音で楽曲全体を支える事に重点をおいた音づくりをしている。作曲においては打ち込みを駆使したサイバー系の音色であり、
楽曲によってはチョッパー奏法も使用している。
Dr (Piano&Keyboard):YOSHIKI
当バンドのリーダー兼メインコンポーザーを務める。最初からいきなり直接的なハイテンションで入るダブルバスドラムの連打で、
そのスピード感にも定評がある。作曲においてはクラシックの影響も多く受けており、メロディを中心に据えたスタンススタンスで作曲する。
全体の流れを見通して曲作りを行なうため、美しく自然な盛り上がり方をする楽曲が出来上がる。
(Ba):Taiji
過激なパフォーマンスと豊かなセンス、確固たつテクニックを持つ。あくまで楽曲の基盤を支えつつ機を見て前へ出てくるタイプである。
音楽センスにおいての評価は高く、YOSHIKIさん(Ba)に次いでNO,2と認められていた。ライトハンド奏法を用いたベースソロやチョッパー奏法も用いる。
Gt:SUGIZO
復活後、6人目のメンバーとして正式加入(詳細はLUNA SEA の項をご参照ください)
1.紅(メロディアス:3、攻撃性:5、V系世界観:4)
記念すべきバンドのメジャーデュージングルであると同時にX JAPAN屈指の名曲と言って間違いない。HIDE(Gt)による静かなアルペジオのオープニングから激しいメタル調へ展開するインディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなってしまうが、HID(Gt)EとTAI(Ba)JIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がった。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=POIHp88fE2c
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=j1UflQ0WeR0
収録アルバム:「VANISHING VISION、BLUE BLOOD、X Singles(ベスト)」 「破滅に向かって(Live)、B.O.X.CD-Bestof X(ベスト)」
「STAR BOX(ベスト)」 「PERFECT BEST(ベスト)」 「THE LAST LIVE(Live)」 「X JAPAN BEST FANS SELECTION(ベスト)」
2.Silent Jelousy(メロディアス:4、攻撃性:5、V系世界観:4)
3rdシングル曲。突っ走るYOSHIKIさん(Dr)のドラムに強烈な弦楽隊が加わるパワフルな楽曲。魂を揺さぶるかのようなギターバッキング、メンバーそれぞれの華麗なソロ演奏(ツインリード)、当曲もX
JAPANを語る上で外す事はできない。曲間でクラシカルなピアノ演奏が加わるのもX JAPANの個性といえる。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=WzHbHxSEtVQ
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=B7r34F9aZ_4
収録アルバム:「Jelousy、X Singles(ベスト)」 「破滅に向かって(Live)」 「B.O.X.CD-Best of X(ベスト)」
「STAR BOX(ベスト)」 「X JAPAN BEST FANS SELECTION(ベスト)」
3.Rusty Nail(メロディアス:3、攻撃性:4、V系世界観:5)
当バンドでは若干大人しい印象を受けるが、全体として捉えると非常にバランスのとれた構成になっており聴きやすいのではないだろうか。印象的なキーボード(ハープシコード)から始まり抒情的な展開が始まっていく。歌詞の世界観も秀逸で後輩バンドに与えた影響は計り知れない名曲である。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=IXvreqrrh3o
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=Ujw0FTe7tTI
収録アルバム:「DAHLIA、Live Live Live(ライブ)」 「Singles〜Atlantic Years〜」 「X JAPAN LIVE IN HOKKAIDO 1995.12.4 BOOTLEGPERFECT BEST(ベスト)」
「THE LAST LIVE(Live)」 「X JAPAN BEST FANS SELECTION(ベスト)」
4.BLUE BLOOD(メロディアス:、攻撃性:、V系世界観:)
ザクザクとしたギターリフが特徴の疾走ナンバー。YOSHIKIさん(Dr)のほとばしるツーバス、センス溢れるhideさん(Gt)のリフ、そして悲鳴にも似たTOSHIさん(Vo)の歌声が絶妙なバランスでブレンドされていく。ドラマティックなギターソロも聴きどころ。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=_ovAk5avdzE
LIVE動画:http://www.youtube.com/watch?v=rUU0zMxvi9c
収録アルバム:「BLUE BLOOD」 「PERFECT BEST(ベスト)」
5.ENDLESS RAIN(メロディアス:5、攻撃性:1、V系世界観:3)
X JAPANのバラード曲は当曲と「Forever Love」が有名ですが、ライブでの盛り上がりやファンの想いを考慮するとこちらの曲になるのではないでしょうか。ファンと共に当曲を熱唱する風景は感動なくして語れない。伝説のバンドにふさわしい至高のバラード曲。
PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=hXhQ3t-qsoM
LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=RVUdutOWgOw
収録アルバム:「BLUE BLOOD、X Singles(ベスト)」 「破滅に向かって(Live)」 「B.O.X.CD-Best of X(ベスト)」
「STAR BOX(ベスト)」 「Live Live Live(ライブ)、Ballad Collection(ベスト)」 「PERFECT BEST(ベスト)、THELAST LIVE(Live)」