LAREINE

コンセプト:現世に舞い降りた花の化身、The World of Romance
タグ:メロディアス歌唱力V系世界観耽美ネオクラシカル甘い歌声

 歌や歌詞、衣装は中世フランスの世界観が色濃く、ライブ会場には薔薇をはじめ、色とりどりの花々で観客を迎えてくれた。 インディーズV系シーンのカリスマKISAKIさんに「クリスマスの世界一似合う男」と称された日本屈指のロマンチストKAMIJOさんを中心に結成されたバンド。


Vo:KAMIJO
 ライブでは「ボンジュール・ハニー」の挨拶でお馴染みのロマンチストボーカリストKAMIJOさん。 その甘い歌声は好き嫌いが分かれるところだが、彼にしか表現できない美しい世界観や歌詞は他のV系に追随を許さない。 自身の音楽半生へのこだわりも人一倍強いようでメジャーデビューの際に掲げた「ロマンス革命」を忘れる事はなく、 バンドの存続ができないと判断し開催した最後のライブでは涙を流しながら「僕はまだロマンス革命を諦めてはいません」と誓いにも似た言葉を言い残していた。 その想い・ストーリーは後に組むバンドVersaillesへと紡がれていく。

Gt:MAYU
 まず特筆すべきは人並み外れたメロディセンス。その才は自身の作曲に留まらず、 ギターソロ(fleur,metamorfoze等)や伴奏(fiancailles,蝶の花等)にも如何なく発揮されている。 あまり陽気な旋律を奏でるタイプではなく、どこか物悲しく美しいメロディを最も得意としていた(白いブーケ,再会の花等)。 バンドの後期ではヘヴィメタルを彷彿させる激しい曲や激しいサウンドを作る事が増えていったが、 その攻撃性の中にもどことなく柔らかみや優しさのようなものを残した演奏をしていた。

Ba:EMIRU
 天使のような衣装で演奏する女型ベーシスト。 演奏スタイルはとにかく渋い。自己主張の強いタイプではなくソロフレーズはもちろんのことあまり激しい運指のフレーズは好まない。 Destinee等の楽曲で散見される流れるようなベースラインこそEMIRUさんの個性だと考えられる。 後期には天使に恋した少女の夢等作曲に参加する機会も増えていったが、自作曲においてもベースフレーズを際立たせる事は好まなかった。

Dr:KAZUMI
 LAREINEが再び4人体制になった際、新たに加わったドラマー。スナッピーの張力を高めた調整による輪郭のはっきりとしたスネアドラムこそKAZUMIさんの持ち味といえる。 Cinderrela Fantasy等の楽曲ではそのスネアドラムを最大限に活かしたフィルを聴く事ができる。 MACHIさんに比べ手数が多く過去の曲の演奏では以前よりもドラムが際立つようになった。

(Dr:MACHI)
 メジャーデビューアルバムを一枚出した後に脱退、再びLAREINEに戻ってくる事はなかった。 LAREINEの美しいメロディに寄り添うかのような落着きのあるフレーズを得意とする。 歌と重なる部分はシンプルに、歌の合間には手数の多い器用なオカズを挟む事を好む。アタックは優しく、 過剰にドラムの存在感をアピールするようなことはまずまく、LAREINEの世界観にマッチしたドラムアプローチを常に心がけていたようである。


おすすめ曲TOP5

1.蝶の花(メロディアス:5、攻撃性:2、V系世界観:5)
 「憂いの蛹脱ぎ捨て」「再会へと続いて」と歌詞にあるようにKAMIJOさんの一人体制になってしまったLAREINEから再び4人体制への復活と共に発表された曲。LAREINEの完成系とも言っても過言ではないであろう名曲で、美しい世界観やメロディ、クラシカルなギターアプローチ、丁寧なベース&ドラム演奏、LAREINEの魅力が詰まっている。
 PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=W7WRM2P7lsE
 LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=67l2NMzdmfE
 収録アルバム:「ETUDE」 「Imperial Concerto(BEST) 」


2.再会の花(メロディアス:5、攻撃性:1、V系世界観:5)
 ライブのラスト、別れを惜しむファンに贈っていたLAREINEのライブ定番曲。「貴方の腕に僕が贈った再会n花が…」から始まりラストは「幸せの花を貴方に贈る、いつかは貴方が僕に届けて…」で終わるコンセプトのはっきりしたバラード曲。KAMIJOさんはライブにてLAREINEで一番自慢できる事は「LAREINEはライブを終えた後のファンの表情が明るい事」と述べていたが、それはラストを飾る当曲のメッセージファンの心に届いていたからであろう。
 PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=9d0wC2rrlWE
 LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=xm50fhq8E9w
 収録アルバム:「BLUE ROMANCE、Reine de fleur U」 「fleur、Imperial Concerto(BEST)」 「Deep Forest (LIVE Album)」


3.Fleur(メロディアス:5、攻撃性:2、V系世界観:5)
 LAREINEのファンクラブの呼び名でもある「fleur」。ライブの定番曲であり、「fleurとはフランス語で花、僕たちはその気持ちそのものを届けたい」とKAMIJOさんが語っているようにバンドのメッセージが詰まった一曲といえる。特筆すべきはMAYUさんの作曲能力とメロディセンス。冒頭から終盤まで色とりどりの美しいギターフレーズを楽しむ事ができる。
 PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=OM3TptAyMfg
 LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=A9uELQXDJUI
 収録アルバム:「Reine de fleur T」 「fleur(BEST)」 「Deep Forest (LIVE Album)」


4.fiancailles(メロディアス:3、攻撃性:2、V系世界観:5)
 fleur(ファン)との「婚約」を掲げたメジャーデビューシングル。楽曲の内容は「まだ見ぬ運命の人」を歌った曲。間奏前のDメロにて「人はそれぞれの心に運命の花を咲かせて生きていく」と歌っていて、こちらもバンドのメッセージが色濃く反映されていると思われる。シンセを使用した豪華なイントロが非常に印象的である。
 PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=RtgS9OsIxvY
 LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=e8lLV-828L4
 収録アルバム:「フィエルテの海と共に消ゆ」 「Deep Forest (LIVE album)」


5.metamorphoze(メロディアス:5、攻撃性:3、V系世界観:5)
 インディーズ期シングル曲。特筆すべきはMAYUさんの美しいネオクラシカルなギターフレーズである。シンセも積極的に取り入れており、輝かしくも儚い佳曲である。アニメ「ベルサイユのばら」を彷彿させる衣装と内容であり、犠牲をテーマに気づく事が遅く結ばれる事のなかった恋を歌っている。
 PV動画: http://www.youtube.com/watch?v=vjUrQ9PZe24
 LIVE動画: http://www.youtube.com/watch?v=WI0kxfKQZ7g
 収録アルバム:「LILIE CHARLOTTE」 「Fleur(BEST)」



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アルバム一覧(リリース順)

おすすめ:「BLUE ROMANCE(初期の名盤)」 「フィエルテの海と共に消ゆ(代表作)」
      「Reine de fleur T&U(初期の名曲を再録)」 「Winter Romantic(後期の名盤)」 「Fleur(ベスト)」



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